[メイン] GM : ■序章オモテ<侵蝕->
☆オープニング
あなた達はそれぞれパソコンでネットサーフィンをしている。調べものか、はたまた動画視聴といったところか。
気が付くとあるサイトにアクセスしていた。
『この世に存在しない人の顔を集めました』
写真がずらっと並んでいる。そのどれもが、普通の人間の顔をしている。どこが『この世に存在しない人の顔』なのだろうか?
[→](序章ウラへ)

[メイン] 高町なのは :  

[メイン] 高町なのは :  

[メイン] 高町なのは : 今日も学校や家のお手伝いなど、大まかな事柄を終えて短い時間を電子の世界で消化する

[メイン] 高町なのは : 友達との会話や、学校の話題を調べてみたり、そうもしてたらすぐに眠気がやってくる

[メイン] 高町なのは : 今日もそのはず"だった"が

[メイン] 高町なのは : 「この世に存在しない人の顔…?」
ふと目に着いた、その一文

[メイン] 高町なのは : 存在しない人、要はこの世界には居ない人間という事だろうが…

[メイン] 高町なのは : カチリ

[メイン] 高町なのは : そのサイトを開いて、目を通す

[メイン] 高町なのは : ずらりと並んだ国籍人種問わない顔 顔 顔

[メイン] 高町なのは : 大凡存在しないというには普遍的で、一般的な顔ぶれに存在しないと決めつけるに疑問を覚えた

[メイン] 高町なのは : 「普通に居そうだけどなぁ…?」
そう思って、そのサイトに何気なく時間を溶かすのだった──

[メイン] 高町なのは :  

[メイン] 高町なのは :  

[メイン] 水波 レナ :  

[メイン] 水波 レナ :  

[メイン] 水波 レナ :  

[メイン] 水波 レナ : 学校帰り。

[メイン] 水波 レナ : 家に帰って、わき目もふらずにソファーに座ってスマホを眺めている。

[メイン] 水波 レナ : 「はぁ~終わった終わった。
さってと、さゆさゆの握手会って発表あったけどいつなのかしら…楽しみっ!」

[メイン] 水波 レナ : 座っている部屋の周りにはいくつもアイドルらしきポスターが貼られており、いわゆるオタクの部屋。

[メイン] 水波 レナ : そうやって、時間を自分の好き事に消費していると。

[メイン] 水波 レナ : 「……あれ、なによこれ…さっきまでさゆさゆ語りの掲示板だったのに」

[メイン] 水波 レナ : レナが訝しげに見つめる画面には、

[メイン] 水波 レナ : 『この世に存在しない人の顔を集めました』

[メイン] 水波 レナ : という見出しと共に、文字通り多種多様様々な顔、顔、顔、顔、顔。
どれといって共通点は感じられない。

[メイン] 水波 レナ : 「キッモぉ~……なによこれ、変なサイトでも踏んだのかしら」

[メイン] 水波 レナ : そうつぶやきながら操作をして、そのサイトから離れる。
また自分の好きなものを見つめている、が。

[メイン] 水波 レナ : ……どこにでもいそうだけど、あんな顔…
ハッタリじゃない…?

[メイン] 水波 レナ : 悶々と、あの意味不明なサイトから頭が離れなかった。

[メイン] 水波 レナ :  

[メイン] 水波 レナ :  

[メイン] 水波 レナ :  

[メイン] ムクガイヤ : 暗い部屋の中でパソコンの光だけが明滅する

[メイン] ムクガイヤ : 「『この世に存在しない人の顔を集めました』…か」

[メイン] ムクガイヤ : 一見、これまでに見た通りの凡百極まりない顔の羅列…しかしこれはある種のなぞかけか

[メイン] ムクガイヤ : 「このようなものの中にも手がかりがあるかもしれないことを考えれば…見逃すわけにもいかんな」

[メイン] ムクガイヤ : 「なにせ、真っ当な手段では手に入りようがないものだ…」

[メイン] ムクガイヤ : 「…」
背後の闇が、自身の影が揺れ…自らに覆いかぶさってくるような感覚を覚えて振り返る

[メイン] ムクガイヤ : 「…気のせいばかりではあるまい」
時間は有限なのだ、どんな馬鹿げたものだとしても手を付け始めねばな

[メイン] ムクガイヤ : そういってムクガイヤがパソコンの電源を落とすと、部屋は暗闇に包まれた

[メイン] ムクガイヤ :

[メイン] ムクガイヤ :

[メイン] ムクガイヤ :

[メイン] ウィンディ :  

[メイン] ウィンディ : 病室

[メイン] ウィンディ : 彼女はタブレットを使って暇をつぶしていた

[メイン] ウィンディ : ネットの普及はありがたい…階段の段差さえ命とりの彼女にとっての娯楽といえば専ら読書かネットサーフィンぐらいのものだ

[メイン] ウィンディ : 「…おや?何でしょうこれ」

[メイン] ウィンディ : 「『この世に存在しない人の顔を集めました』…?」

[メイン] ウィンディ :  

[メイン] ウィンディ :  

[メイン] GM : ■序章ウラ<侵蝕1>
☆見知らぬ場所
ここはどこだろうか?
霧で煙る陰気くさい小屋。
つきっぱなしのパソコンが机に置かれている。
いつの間にやら自分以外の人がいることに気が付く。
あなた達は互いに直前の自分の行動──パソコンを見ていたこと──を話し合うだろう。
[→](第1章へ)

[メイン] GM :  

[雑談] system : [ 水波 レナ ] 浸蝕 : 9 → 10

[メイン] system : [ ムクガイヤ ] 侵蝕 : 3 → 3

[メイン] system : [ ウィンディ ] 侵蝕 : 3 → 4

[雑談] system : [ 高町なのは ] 侵蝕 : 7 → 8

[雑談] system : [ ウィンディ ] 侵蝕 : 4 → 2

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 「この世に存在しない人の顔」というサイトを見ていたあなた達は

[メイン] GM : 不思議な感覚に見舞われる

[メイン] GM : どこか、意識が飛んでいくような

[メイン] GM :  

[メイン] GM : そして、気が付くと

[メイン] GM : そこらに霧が漂う、狭い部屋の中にいた

[メイン] GM : 見回しても、あるのはテーブルの上にある、パソコン

[メイン] GM : そして

[メイン] GM : 自分以外の"4人"の人物

[メイン] 黒木智子 : 「………………」

[メイン] 水波 レナ : 「………っ、ぁ…?」

[メイン] 高町なのは : 「…ん、え?」

[メイン] 水波 レナ : やけに肌寒いような……どっか窓開けてたっけ……

[メイン] ムクガイヤ : 「これは…」
やはり気のせいではなかったか

[メイン] 高町なのは : 「あれ?えっと…え?」
さっきまで、部屋にいたというのに異様な感覚

[メイン] 水波 レナ : ぼやけた頭を振りながら、辺りを見回すと。

[メイン] 高町なのは : "他人"

[メイン] 水波 レナ : 自分の部屋では、ない。

[メイン] 水波 レナ : 「……っ、はぁ!?」

[メイン] ウィンディ : 「…あれ?」

[メイン] 高町なのは : 居るはずのない、他者の存在がそこに居る

[メイン] 水波 レナ : 「あんたら、なにもんよ!?」

[メイン] 高町なのは : 「…そっちこそ、どなた様です…か?」

[メイン] 黒木智子 : 「……っ!?」
びくん!と跳ねる

[メイン] ウィンディ : 「そ…そういわれても…」

[メイン] 高町なのは : 「此処は…あれ?」

[メイン] ムクガイヤ : (だとすれば…あれを得る可能性も高くなる)
静かに周りの人物を見渡す

[メイン] 高町なのは : 私の部屋ではない、絶対に違う

[メイン] 水波 レナ : 知らない人。
知らない、人だ。
………あんまり話したくない、けど。

[メイン] 高町なのは : 「…」

[メイン] 高町なのは : 「え、あ…え?」

[メイン] 水波 レナ : 「……知らないわよ、スマホでネット見てたらここにいたんだから」

[メイン] 水波 レナ : なのは、ムクガイヤ、ウィンディの面々を見てから……目をそらすように。

[メイン] ムクガイヤ : 「どうやら私が最年長だな。私から自己紹介させていただこう」

[メイン] 高町なのは : 「私は…パソコンでやってたかな」

[メイン] 黒木智子 : 「!」
ムクガイヤの方を向く

[メイン] 高町なのは : 「あっ、はい!」

[メイン] 水波 レナ : 「……む」
ムクガイヤの方を見て

[メイン] ウィンディ : 「あっはいお願いします」

[メイン] ムクガイヤ : 「ムクガイヤだ、政務秘書官をしている。君たちは?」
他の人物に次を促す

[メイン] 高町なのは : 「えーっと、私は…」
それに続く様にして

[メイン] 水波 レナ : 「……水波レナ、高校生」

[メイン] 高町なのは : 「高町なのは、です…小学生なの」

[メイン] ウィンディ : 「私はウィンディです」

[メイン] 黒木智子 : 「……黒木……智子……同じく、高校生……」

[メイン] 水波 レナ : ぼそっと、辛うじて聞こえるような声で呟く。

[メイン] ムクガイヤ : 「ありがとう、こんな状況でずいぶん冷静な娘さんたちだ」

[メイン] 水波 レナ : 「そう……集まった理由もバラバラ、ってわけね…」

[メイン] 高町なのは : 「まぁ…慌ててもみんな困っちゃうと思います、し」

[メイン] 高町なのは : 「バラバラ…」
何か無いか、おかしなことが無かったか考える

[メイン] 高町なのは : 「でも…インターネット見てたくらいだしなぁ…」

[メイン] ウィンディ : …そういえばいつまでこんな所にいるのかわからないのに大丈夫だろうか…
もしかしたら体調が悪くなってここで死んでしまうんじゃ…そう考えたら急に少し心配になってきた

[メイン] ムクガイヤ : 「それはひょっとして『この世に存在しない人の顔を集めました』という題のサイトかね?」

[メイン] 高町なのは : 「…っえ!?」

[メイン] ウィンディ : 手持ちを確認した、
…薬が一つ、これなら少なくとも今日は持つか…

[メイン] 黒木智子 : 「………わ、私も……それ……」

[メイン] ウィンディ : 「…!」

[メイン] 水波 レナ : ……? ウィンディって子、なんか考えてるような顔してるわね…
なにかあったのかしら…?

[メイン] 高町なのは : 「あっ、はい…そうです、私も」

[メイン] 水波 レナ : 「……あら、レナも同じよ」

[メイン] 高町なのは : 「まさか…じゃあ…?」

[メイン] ムクガイヤ : 「私もだ」

[メイン] ウィンディ : 「…私もです」

[メイン] 水波 レナ : 不気味なような、等間隔に顔が並べたようなサイトをもいだして不気味に思う。
寒気につい、体をさする。

[メイン] 高町なのは : 口を覆う、不安が漏れないように

[メイン] 水波 レナ : 「…なるほど、共通点ってこと」

[メイン] 高町なのは : 不気味な事が、本当に不気味だった事実が嫌に気持ち悪くて

[メイン] 高町なのは : 「…そう、ですね」

[メイン] 水波 レナ : 「意味わかんないわね、なにそれ…」
「そのサイトを見てたらユーカイされちゃいましたってこと?」

[メイン] 黒木智子 : 「……………状況証拠だと……そうなる……と思う……」

[メイン] 高町なのは : 「誘拐…よりもっと変なこと、かもだけど」

[メイン] 高町なのは : 嫌な感覚が伝う

[メイン] ムクガイヤ : 「超常現象的な何かということだろうな
私を誘拐できたとは考え難い」

[メイン] 高町なのは : 「誰かが来てた感じも、時間も無かったし…」

[メイン] 黒木智子 : 「ていうか単なる誘拐なら……こんな自由に動けないし……」

[メイン] 水波 レナ : もしかして、これも魔女の結界……?
と思うが、こんなことを口走ってはおかしな人だと思われちゃう……。

[メイン] 黒木智子 : 肩をぐるりと回してみる

[メイン] 高町なのは : 「まるで瞬間移動みたいで…」
まともな事が起きたとは思えない、しかし魔法が関係してるかも…そんな感覚は無かったし…

[メイン] ウィンディ : 「そんな…」

[メイン] 高町なのは : 「縛られたり…は、無くて…」

[メイン] 水波 レナ : 知らない人、見知らぬ人相手なら……選ぶ言葉は気を付けないと。
こんな場所、だからこそ……

[メイン] 水波 レナ : 一人ぼっちは嫌。

[メイン] 高町なのは : 「……ええと」
辺りを見回す

[メイン] 高町なのは : 「皆が使っていたパソコンとか……だけだよね?」

[メイン] ムクガイヤ : 「あるいは何のために閲覧していたか…か?」
まさかこの少女たちの中に自分と同じ理由のものがいるとは思えないが

[メイン] 高町なのは : 「……ううん」

[メイン] 高町なのは : 「私は…暇つぶしだったの」

[メイン] 高町なのは : 「特段珍しい理由とかじゃないとおもうけど…」

[メイン] 水波 レナ : 「レナは……アイド……好きなサイト見てたら、いつの間にか飛ばされたのよ」

[メイン] 黒木智子 : 「……同じく……何となく……ネットサーフィンしてたら……辿り着いた……」

[メイン] ウィンディ : 「私もですね…」

[メイン] ムクガイヤ : (やはり…まあ仮にそうだとして広言などしないだろうがな)

[メイン] 高町なのは : 「…」

[メイン] 高町なのは : 「なんか、嫌な感じがするの」
だって"存在しない人"の顔だから

[メイン] 黒木智子 : 「………」

[メイン] 高町なのは : 「目的も理由もわかんないって…」
連れ去られたから、存在しないだなんて淀んだ理由がはじき出された

[メイン] 高町なのは : 無いと思いたい、だが思ってしまえばこびりつく

[メイン] 水波 レナ : 意味が分からない、意図が不明。
そして全員の共通点は変なサイトだけ。
気味が悪い、気味が悪い…………

[メイン] 水波 レナ : 知ってる人もいない…かえで、ももこ……
レナは……どうすれば……

[メイン] 高町なのは : 「…あっでも、そうだ」

[メイン] 水波 レナ : 「……?」

[メイン] 高町なのは : 「パソコンあるなら、試しに見てみませんか?」

[メイン] 高町なのは : 「もしかしたら繋がってるかもだし…」
微かな希望でしかないが

[メイン] 黒木智子 : 「……………」
静かに頷く

[メイン] 水波 レナ : 「っ、ぁ…そうね、うん」

[メイン] ウィンディ : 「…確かにそうですね」

[メイン] ムクガイヤ : 「見るとすればあのサイトか…」
背筋に冷たいものが上がる

[メイン] 高町なのは : 「そうでなくとも…ほら」

[メイン] 水波 レナ : 気の利いたことも言えない。この場を上手くほだせるような声も出せない。

[メイン] 高町なのは : 「助けも呼べるかもだし…」

[メイン] 黒木智子 : 「………望み薄だけどね」

[メイン] 水波 レナ : 「……確かに、さっさとこんな所から出たいしね」

[メイン] 高町なのは : 「とりあえず、使ってみましょうか!」
できるだけ元気を振り絞る

[メイン] ムクガイヤ : 「なるほど」
この少女たちならそう考えるか

[メイン] 高町なのは : そうして、自身のパソコンに向き合う

[メイン] 水波 レナ : 「……なによ、別に頼ったっていいじゃない
試さないとわからないでしょ」
黒木を見つつ

[メイン] 高町なのは : 嫌な感覚を払えるなら、少しだけでも…

[メイン] 黒木智子 : 「え、あ、うん」
ドモりながらレナから視線を逸らす

[メイン] 高町なのは : 「その時は、その時考えたら大丈夫なの」
二人の方を見て

[メイン] 高町なのは : 「今は出来ることを探してみよう、ね?」
何とか笑顔を作って

[メイン] 黒木智子 : 「……………」
頷く

[メイン] 水波 レナ : 「…ったく、シャンとしなさいよね」
視線を外した様子を見て、考えるより先に口が動いてしまう。

[メイン] ウィンディ : 正直黒木さんの言う通りな気がするが…もしわざわざ置いているのならきっと見せるために置いているはず
それならきっと閲覧することでこの状況を動かせるのではないか?

[メイン] ムクガイヤ : 「ここでしゃべっていても進まないからな。そうしよう」
リスクを避けるならこの自己犠牲はありがたい限りだ

[メイン] ウィンディ : 「…そうですね」

[メイン] 水波 レナ : 「……そうね、あんたの言う通り
小学生に正論言われちゃたまんないわね」

[メイン] 水波 レナ : そのまま体をPCに向ける。

[メイン] ムクガイヤ : 背後からそれを覗き見る

[メイン] 水波 レナ : ………はぁ~~~……また、やっちゃった。

[メイン] 水波 レナ : 知らない人同士なんだから、人当たりは良くしないとなのに。
誰かとぶつかって、自分自身が嫌になる。

[メイン] 水波 レナ : ………怖いのも、あるけど。

[メイン] 水波 レナ :  

[メイン] 水波 レナ :  

[メイン] 水波 レナ :  

[ツナガリ] system : [ ウィンディ ] ツナガリ : 0 → 1

[メイン] GM : ■第1章オモテ<侵蝕なし>
☆あなたの後ろに
あなた達が話をしていると、背中にじとりとした視線を感じる。
嫌な汗が伝う。
あなたは…
全発生
[1](振り向く)
【精神】で判定/第1章ウラ①へ
[2](振り向かない)
侵蝕1/第1章ウラ②へ

[メイン] GM :  

[メイン] 高町なのは : 発狂宣言なの!

[メイン] 水波 レナ : 発狂するわ 来なさい

[メイン] 水波 レナ :  

[メイン] 水波 レナ : 知人がいない恐怖。
こんな場所に連れてこられた恐怖。
意味不明な共通点による恐怖。
頭の中に何かが流れてきた恐怖。

[メイン] 水波 レナ : それに耐えかえて、いつの間にか持っていた好きなアイドルのグッズを見る。

[メイン] 水波 レナ : キラキラと光るアイドル達。
その光はグッズでさえも輝かせる。

[メイン] 水波 レナ : ……自分自身が嫌いな少女が、その光になりきれば自らも同じになれるのではないか、それを思わせてしまうほどには。

[メイン] 水波 レナ :  

[メイン] 水波 レナ :  

[メイン] 水波 レナ :  

[メイン] 水波 レナ : 狂人の思考は、着地点が飛躍する。

[メイン] 水波 レナ :  

[メイン] 水波 レナ :  

[メイン] 水波 レナ :  

[メイン] GM : じゃあ初期侵蝕9ということで
9個ダイスどうぞ

[メイン] 水波 レナ : これ今やらなきゃダメ?

[メイン] 水波 レナ : 判定前に使いたいわ

[メイン] GM : 今だけど

[メイン] 水波 レナ : そうなの…?
まあいいわ

[メイン] 水波 レナ : 9d10 (9D10) > 64[5,10,8,9,8,8,8,3,5] > 64

[メイン] 水波 レナ : うわっ

[メイン] GM : はいそいつら全部確保ね

[雑談] system : [ 水波 レナ ] 浸蝕 : 10 → 1

[メイン] 水波 レナ :  

[メイン] 水波 レナ : 誰かを演じる、ことは……

[メイン] 水波 レナ : 自分自身じゃなくなるから

[メイン] 水波 レナ : 楽。

[メイン] 水波 レナ :  

[メイン] 高町なのは :  

[メイン] 高町なのは :  

[メイン] 高町なのは : 嫌な感覚、重たい感覚

[メイン] 高町なのは : 不和、恐怖、焦燥

[メイン] 高町なのは : それが満ちてる、大人の人は落ち着いてるけど…他は違う

[メイン] 高町なのは : 勿論私も怖い、もっと怖くなったけど

[メイン] 高町なのは : でも、助けないとね

[メイン] 高町なのは : 大丈夫、すっと頭が整理されてきた

[メイン] 高町なのは : 判ったから、後はその分手を引いてあげよう

[メイン] 高町なのは : だって、皆あんなに怖がっていたんだから

[メイン] 高町なのは : 多分、私が最年少だけど関係ないの

[メイン] 高町なのは : 大丈夫、こんな不幸から、救ってみせるから───

[メイン] 高町なのは :  

[メイン] 高町なのは :  

[メイン] GM : そうしてあなた達5人は、霧がかった小屋の中
ブルーライトの光を見せるパソコンの前に集まった

[メイン] GM : ……のだが

[メイン] GM : あなた達は、気が付く

[メイン] GM : 6人目の気配

[メイン] GM : それも……最初に出会ったこのメンバーのそれとは全く異なる

[メイン] 高町なのは : 「…ん?」
疑問、しかし先ほどより落ち着いた声

[メイン] GM : 薄気味悪い、どんよりとした、そんな気配。

[メイン] 水波 レナ : 「あれ?なんか…空気が重いね?」

[メイン] 高町なのは : 「…待って」

[メイン] 水波 レナ : ……ふと、水波レナ…のはずの少女の服装が変わっている。

[メイン] ウィンディ : 「…?」
何かいる…?

[メイン] 黒木智子 : 「………え?」

[メイン] ムクガイヤ : 「また連れられてきたという訳か…ね?」

[メイン] 水波 レナ : そして、なにやら…口調や雰囲気までも、まるで別人のように。

[メイン] 高町なのは : 「いや」
違う、というのは言わなくていいか

[メイン] 高町なのは : 「少し確かめてみるの、皆はそのままでも大丈夫なの」
落ち着いて、自分がやればいい事だ

[メイン] 水波 レナ : 「…それなら、"私"はこのパソコンを見てみるね!」

[メイン] 高町なのは : 「…ね」
ちらりと皆に視線を移した、変わりはあるがこちらは違うから、まだいい

[メイン] 黒木智子 : 「………!?」
いつの間に衣装の変わったレナにギョッとしながら

[メイン] ムクガイヤ : 「大丈夫か…?」
思わず素で声をかけてしまう

[メイン] 水波 レナ : 「なのはちゃん…ええっとね?」

[メイン] 水波 レナ : 「その……私、ちょっと怖くってさ」

[メイン] 黒木智子 : 「え、あ、だ、だいじょ、ぶ……です」
ドギマギした口調で

[メイン] 高町なのは : 「ん、どうかしたの?」
随分と様子は違う、が…

[メイン] 水波 レナ : 「…だから、後ろ振り返るの、ちょっと出来そうにないかも…」

[メイン] ウィンディ : 「誰かいるの…?」
なのはに大丈夫と言われてもその重い気配に臆病風に吹かれて後ろを振り向く

[メイン] 高町なのは : 「…」
口を、一度閉じて

[メイン] ムクガイヤ : 「では私が」
自らの背後にある危険を確認せずにはいられない

[メイン] 水波 レナ : その様子は小動物のように震えており、見れば恐怖していることもわかるだろう。

[メイン] 高町なのは : 笑顔を作らないで、落ち着きを作り

[メイン] 高町なのは : 「"大丈夫なの!""私がちゃんと確かめるから"」

[メイン] 黒木智子 : 「……………」

[メイン] 水波 レナ : 「わぁっ…!ありがとうっ、なのはちゃん…!」

[メイン] 高町なのは : 「待っててね、すぐに大丈夫かわかるよ」
怖いなら、代わってあげないと

[メイン] 水波 レナ : その言葉に顔を明るくして、必死に見ないようにとパソコンへと目を移す。

[メイン] 高町なのは : 「皆も大丈夫?ウェンディちゃんも…」
視線を移して、後ろはまだ見ず

[メイン] 水波 レナ : ……落ち着く。
「水波レナ」でない、今の私はとっても心が安らぐ。

[メイン] 高町なのは : 「黒木ちゃんも、不安だったら言ってくれていいの!」

[メイン] ウィンディ : 「私は大丈夫です…」
本当は怖い、だけど見ないで背中の恐怖に怯えるのは”もっと怖い”

[メイン] 水波 レナ : 恐怖を、仮面で隠す。

[メイン] 黒木智子 : 「へっ……あ、う、うん……… ……わ、私も……不安だから……高町、さんに……任せる、ね……いい、かな……?」

[メイン] 高町なのは : 「…わかった!じゃあ"一緒に"見るの!」
それでも、ちゃんと助けて上げられるしね

[メイン] ムクガイヤ : (見ないわけにはいくまい。私は知らねばならないのだ)

[メイン] 高町なのは : 「うん、任せてほしいの」
黒木を安心させられるように、歳に見合う笑顔を見せて

[メイン] 黒木智子 : 「……ふ、ふひひ……」
笑顔に返すにように不器用に笑う

[メイン] 高町なのは : さぁ、確かめたからあとは見よう

[メイン] 高町なのは : 大丈夫、皆の為に私はやれる、しっかりやれる

[メイン] 高町なのは : そうして、笑顔を捨てて無表情に、次の不幸を確かめるために振り向いた

[メイン] 高町なのは :  

[メイン] 高町なのは :  

[メイン] 高町なのは :  

[メイン] GM : ではまず判定どうぞ

[メイン] 高町なのは : 3b10<=10 精神判定(発狂) (3B10<=10) > 10,2,6 > 成功数3

[メイン] 高町なのは : ええ…

[メイン] GM :

[メイン] 水波 レナ : おまもり!

[メイン] 高町なのは : !!

[メイン] 高町なのは : 助かるの!!!

[メイン] system : [ 水波 レナ ] お守り : 5 → 4

[メイン] 高町なのは : 3b10<=10 精神判定(発狂) (3B10<=10) > 2,5,7 > 成功数3

[メイン] 高町なのは : 2を確保なの

[メイン] ムクガイヤ : 2B10>=7 (2B10>=7) > 3,2 > 成功数0

[メイン] ウィンディ : 2b10<=10 精神判定(平静) (2B10<=10) > 1,9 > 成功数2

[メイン] system : [ 高町なのは ] 確保 : 0 → 2

[メイン] 水波 レナ : 不等号が逆ね、ムクガイヤ

[メイン] ウィンディ : 1を確保ですかね?

[メイン] 水波 レナ : いいと思うわ

[メイン] GM : ムクガイヤは成功

[メイン] ムクガイヤ : しまった

[メイン] 高町なのは : 保険になるからいいと思うの!

[メイン] ムクガイヤ : 2を確保しておくか

[メイン] GM : そして、もう1つの出目を「確保」できる

[メイン] GM : いいね

[メイン] system : [ ムクガイヤ ] 確保 : 0 → 2

[メイン] system : [ ウィンディ ] 確保 : 0 → 1

[メイン] GM : ■第1章ウラ①<侵蝕3>
☆!?
あなたは背後にいる存在に突然殴られる。
そして…
[→](第2章①オモテへ)

■第2章①オモテ<侵蝕1>
☆拉致
あなたが目を覚ますと椅子に縛られていた。
目の前には見知らぬ人物。
深くフードを被り、顔はわからない。
[→](第2章①ウラへ)

■第1章ウラ②<侵蝕なし>
☆硬直
あなたはパソコンの画面を見続ける。
すると…
[→](第2章②オモテへ)

■第2章②オモテ<侵蝕4>
☆画面から来る
パソコン画面からにゅっと青白い腕がのびてきた。
あなたはそれを振りほどこうと暴れる。
全発生
【肉体】で判定にあなたは…
[成功した](第3章②オモテへ)
[失敗した](第2章②ウラへ)

[雑談] system : [ ムクガイヤ ] 侵蝕 : 3 → 7

[雑談] system : [ 高町なのは ] 侵蝕 : 8 → 12

[メイン] system : [ ウィンディ ] 侵蝕 : 2 → 6

[メイン] ムクガイヤ : 発狂宣言

[メイン] ムクガイヤ : 暴露
発狂時に全ての「真相」を確認する(ただし「真相」一つにつき侵蝕が2点ずつ増加する)。
その後、何度でも内容を再確認できる。

自らが登場した場面を「成果なし」としてはならない

[秘匿(GM,匿名さん)] system : [ ムクガイヤ ] 侵蝕 : 7 → 9

[雑談] system : [ ムクガイヤ ] ツナガリ : 1 → 2

[メイン] ムクガイヤ : 「ぐあっ…!?」
振り向いた途端に浴びせられる拳に意識が刈り取られる

[メイン] ムクガイヤ : 「うぐ……!」
そうして床に倒れ伏す前のわずかな間…だがムクガイヤにとっては永遠にも思えるその間

[メイン] ムクガイヤ : (ふざけるな…!ここで意識を失えば…二度と目覚めぬかも知れないというのに…!)

[メイン] ムクガイヤ : (意識を失えば…)

[メイン] ムクガイヤ : (あれが…)

[メイン] ムクガイヤ : (あれが…)

[メイン] ムクガイヤ : (私の魂さえも…それだけは決して…)

[メイン] ムクガイヤ : (どんな手を使っても避けね…ば…)

[メイン] ムクガイヤ :

[メイン] ムクガイヤ :

[メイン] ムクガイヤ :

[メイン] GM : 振り向き様に後頭部を殴られたなのは、ムクガイヤ、ウィンディは

[メイン] GM : そのまま意識を失う

[メイン] GM : 言葉も発せず

[メイン] GM : レナ、黒木に、その異常を知らせることもできず

[メイン] GM :  

[メイン] GM : そして気が付けば

[メイン] GM : 3人は真っ白な部屋にいた。

[メイン] GM : 先程の霧がかった部屋と異なり、視界がクリアで、LEDライトが眩しい。

[メイン] GM : そして何より、あなた達は気がつく

[メイン] GM : 体が自由に動けない

[メイン] 高町なのは : 「…ッ!?」
目を覚ます、辺りを見るが違和がある

[メイン] GM : ………椅子に縛られていた

[メイン] 高町なのは : 縛られている、動けない

[メイン] ムクガイヤ : すっと目を開ける

[メイン] GM : しかし、それだけのようだ、身動きが取れない、それ以上の束縛は無い
言葉も自由に発することができる。

[メイン] 高町なのは : 「…2人とも、大丈夫かな!?」

[メイン] 高町なのは : 「私は無いけど、怪我とか…」

[メイン] ウィンディ : 「…うう…」
殴られたところが痛い、頭がガンガン鳴る

[メイン] 高町なのは : 頭に残る鈍痛、もしかしたら他も

[メイン] 高町なのは : 「…ウィンディちゃん」

[メイン] ムクガイヤ : 「くだらん、今回も私の欲するものとは違ったか」
答えずに大仰にため息をつく

[メイン] ウィンディ : だが今日は運が良かったらしい、普段ならそんな風に殴られたら死んでいる

[メイン] 高町なのは : 「…っ、ああ」
動けない、動けない、動けない

[メイン] 高町なのは : 看病しないと、怪我してるかも、血が出てるかも

[メイン] 高町なのは : なんだこの縛り、なんで、これじゃ目の前で困ってるのに

[メイン] 高町なのは : 痛みを塗り替える不快感、不安、礎を無くすような宙ぶらりんの"不幸"

[メイン] 高町なのは : 「ごめん、何もできなくて…」
絞り出す、意味のない言葉

[メイン] ムクガイヤ : 「落ち着くがいい、計画もなくじたばたしても状況は変わらんぞ」
その様子を嘲笑する

[メイン] ウィンディ : 「…ああ……なのはさ…」
だが喋るのも一苦労する、何処かやられたのだろうか

[メイン] 高町なのは : 「……」
言葉が出ない、苦しみを前に無力さが染み渡って棘のようにささくれて突き刺さる

[メイン] 高町なのは : 何も出来なかった、ここからも何もできない
「…そうだね、無理に暴れてもダメか…」
同じように、自分を嘲笑した

[メイン] ムクガイヤ : 「落ち着いたか?では、時間潰しついでに一つ話でもしてやろうか」

[メイン] 高町なのは : 「…お話?」

[メイン] ウィンディ : 「……?」

[メイン] ムクガイヤ : 「最良の統治とは何だと思う?」

[メイン] 高町なのは : 「…統治?」

[メイン] 高町なのは : 「……凄い人が、みんなを助けられて導けたら一番じゃないの?」
だって、私もそうしたかったし

[メイン] ムクガイヤ : 「ふむ、貴様はどう思う?」
ウィンディに話を振る

[メイン] ウィンディ : 「…私は…」

[メイン] ウィンディ : 「……」
何を言えばいい…?何を考えればいい…?
ダメだ…意識が朦朧として何も…

[メイン] ムクガイヤ : 「思い浮かびすらせんか、まあいい」

[メイン] 高町なのは : 「…ウィンディちゃん…」

[メイン] ムクガイヤ : 「すごい人がみんなを助けるか…いかにも陳腐な望みだが致命的な欠陥があるな」

[メイン] 高町なのは : 「……欠陥」
陳腐、そんな評は聞こえないふりして

[メイン] ムクガイヤ : 「そのすごい…この言い方が陳腐に過ぎる。優れた王と言い方を変えよう、それが耄碌したり死んだらどうする?」

[メイン] 高町なのは : 「……」

[メイン] 高町なのは : 「……わからないの、でも…同じことをしてみせる人は…」
わかるはずもない、だって私は助ける側に…

[メイン] ムクガイヤ : 「その息子が優れた王であるとも限らない。その次を担う人間もな」

[メイン] ムクガイヤ : 「では最良の統治とは何か、優秀な不老不死の王による統治に他なるまい」

[メイン] 高町なのは : 「ふろう、ふし」

[メイン] ムクガイヤ : 「死なない王が永遠治める統治、形骸化した法はその都度王が変えればよい…」

[メイン] 高町なのは : 「………死なない、永遠…」
夢の様な言葉だった

[メイン] 高町なのは : 「…確かに、それが出来たら」
出来たら、ああ、それはとても良い筈だ

[メイン] ムクガイヤ : 「そのための不老不死の尻尾でもつかめればと思ったが…今回は期待外れも甚だしいな」
そう吐き捨てて不機嫌に黙る

[メイン] 高町なのは : 「……でも、なんだろう」

[メイン] 高町なのは : 「素敵な事だと思ったの、そっか…それが出来たら…幸せなの」
そうだ、終わりが無いならずっと

[メイン] 高町なのは : ふと、手を閉じる
その中には首から下げた赤い宝石を掴んで

[メイン] 高町なのは : 永遠の命
永遠の時間
それが、それがあれば

[メイン] ウィンディ : 「……」
こんな時に不老不死の事に考えられるなんて、私は少し羨ましく思った

[メイン] ウィンディ : …不死、私は不老不死ではないけど不死ではある、そうでなければもう何年も季節を迎えずに死んでいただろう

[メイン] ウィンディ : だから…さっき運がいいと言ったのも厳密に言えば間違いだ、さっさと死んでいれば少なくともここまで長い苦痛を味あわずに済んでいる、打ち所が悪すぎた…

[メイン] 高町なのは : …不死は無い、私には無い

[メイン] 高町なのは : 不老でも無い、数十の年で衰える様な身体だ

[メイン] 高町なのは : でも、それでも誰かの為でいられる、不屈の心だけは有るから

[メイン] 高町なのは : ──そうして、燕は翼を開いて

[メイン] 高町なのは : 誰かの為にまだ尽きてしまう宝石を誰かに届けようと羽ばたいた

[メイン] system : [ 高町なのは ] 理性 : 10 → 9

[メイン] system : [ ウィンディ ] 侵蝕 : 6 → 2

[メイン] 高町なのは : 「…まだ、苦しいかな?」
一筋の汗が伝う、しかし苦しい息は抑えて

[メイン] 高町なのは : でも、いい事を知った

[メイン] 高町なのは : いつか、死ななくなればこんな私の苦しみなんて無くなるから

[メイン] ウィンディ : 「…あ、あれ!?」
さっきまでの痛みがない、ウソみたいに苦痛が消えていた
それに頭ももうぼんやりとはしていない

[メイン] ムクガイヤ : 「くだらん。治療が必要なこと自体、脆弱であることの証左だ」
憎々しげに

[メイン] 高町なのは : 「大丈夫なの」

[メイン] 高町なのは : 「ムクガイヤさんは言ったでしょ?」

[メイン] 高町なのは : 「王が不死なら、ずーっと出来るの、だから」
そう、いつかでも

[メイン] 高町なのは : 「なら、助けてもらう人はそのままでも"大丈夫"なの!」
私は、本当に幸福の"王"子になるから

[メイン] ウィンディ : 「こ…これはもしかしてなのはさんが…?」

[メイン] 高町なのは : 「…うん、大丈夫かな?」
にこりと笑ってみせる

[メイン] ウィンディ : 「……ありがとうございます!」

[メイン] 高町なのは : 嗚呼

[メイン] 高町なのは : やっと、楽になった

[メイン] 高町なのは : 「…よかったの!」

[メイン] GM : そうしてあなた達が話していると……

[メイン] GM : 部屋にあった木の扉が、ギィィ……と開かれる

[メイン] 高町なのは : 「…ぁ」

[メイン] フードの男 : 「…………………」

[メイン] ムクガイヤ : 「ふん!次はなんだ?」

[メイン] ウィンディ : 「……!」

[メイン] GM : 真っ白な光で包まれた部屋だというのにも関わらず

[メイン] GM : 現れたフードの男の顔は

[メイン] GM : "見えなかった"

[メイン] GM : それでいながらも、"視線"は感じる

[メイン] GM : あなた達をまるで……品定めするかのような

[メイン] 高町なのは : 「…」
顔がない、闇だけがそこに

[メイン] ムクガイヤ : (貌がないのか…あるいはあえて脳が認識を拒否しているのか)

[メイン] ウィンディ : そこにいる、でも何処に…?

[メイン] GM : コツ、コツ、コツ。
革靴の音を鳴らしながら、椅子に縛られたあなた達のもとへ歩き始める、謎のフードの男。

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ■第2章①ウラ<侵蝕なし>
☆シャッターチャンス
フードを被った人物が
突如あなたの顔を一眼レフカメラで撮りだした。
ストロボがまぶしい。
[→](第3章①オモテへ)

[メイン] GM :  

[メイン] GM : その男は突如、カメラを取り出し

[メイン] GM : あなた達の顔を撮影していった。

[メイン] 高町なのは : 「ぅ」
眩しい、目に刺さるような光

[雑談] system : [ ウィンディ ] ツナガリ : 1 → 2

[メイン] ムクガイヤ : 「ふん…」
目を閉じても鬱陶しいのは変わらない

[メイン] ウィンディ : 「うっ……」
強い光が目に染みる

[メイン] 高町なのは : 理由がわからない、が

[メイン] 高町なのは : あのサイトは、もしかして

[メイン] 高町なのは : そんなことを、ふと思うのだった

[メイン] GM : ……それだけだった。
男は、あなた達の写真を撮るだけ撮り。
そのカメラをしまい、その部屋を後にした……。

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 霧がかった小屋。
少し肌寒い。

[メイン] GM : レナと黒木は、じっとパソコンの光を見つめていた。

[メイン] GM : 相変わらずそこには、人の顔がずらりと

[メイン] GM : 寒い。それは、感覚的なものではなかった。

[メイン] GM : 明らかに、この場から"熱"が消えた。
あったはずの熱が、どこかへと。

[メイン] 黒木智子 : 「……………」

[メイン] 水波 レナ : 「……あれ、見ててもなにもないよ~?」
薄気味悪さの寒さを、隠そうと声を出して振り向く。

[メイン] 水波 レナ : 「………」

[メイン] 水波 レナ :

[メイン] 水波 レナ : 辺りを見回す、いつの間にか他に人がいない。

[メイン] 水波 レナ : 一人ぼっちは嫌。

[メイン] 黒木智子 : 「…………あれ……?」

[メイン] 水波 レナ : 「………っ、ぁ……」

[メイン] 水波 レナ : だって……
誰かが見てくれないと、レナは『アイドル』を演じられない。

[メイン] 水波 レナ : 「………」

[メイン] 水波 レナ : 「あ、黒木さんいたんだ!」

[メイン] 黒木智子 : 「っ!」
びくん!と跳ねながらも、レナの方を向く

[メイン] 水波 レナ : 顔をにっこりと見せて
「他に誰も…いない、から…一人になっちゃったのかと!」

[メイン] 黒木智子 : 「………あ、あはは……」

[メイン] 黒木智子 : 「……まじか……こいつと……2人っきり……?」

[メイン] 水波 レナ : 「………」

[メイン] 水波 レナ : その言葉は届いた。

[メイン] 水波 レナ : でも、スマイルスマイル。

[メイン] 水波 レナ : 「いきなり他の人が消えるわけだから…黒木さんも気を付けてね!」

[メイン] 黒木智子 : 「……………………」

[メイン] 水波 レナ : 「もし何かあったら…私に頼ってもらっても構わないんだし!」

[メイン] 黒木智子 : 「いや………つーか………お前の仕業、とかじゃねーの……?」

[メイン] 黒木智子 : 「……なんか……いつの間にか服……変わってるし……」

[メイン] 黒木智子 : 明らかに不信の目

[メイン] 黒木智子 : 怯えも混ざっている。

[メイン] 黒木智子 : 「………お前」

[メイン] 黒木智子 : 「"誰"?」

[メイン] 水波 レナ : 「……………」

[メイン] 水波 レナ : なによそんなのレナが知るわけないじゃないだいたいこの服もレナが変えようと思って変えたんじゃないんだから他の子のことだってレナが知りたいのよ

[メイン] 水波 レナ : ………ダメだ

[メイン] 水波 レナ : ……落ち着いて、レナはレナじゃなくて。

[メイン] 水波 レナ : 「……水波 レナ、だよ……?」

[メイン] 水波 レナ : でも。それでも誰と言われたことに、ぐらついて。
声が揺らぎ始めて。

[メイン] 黒木智子 : 「………………」

[メイン] 黒木智子 : 「……まぁ……」

[メイン] 水波 レナ : 仮面が、剥がれかけて。

[メイン] 黒木智子 : 「……お前がどっち側だろうと……私はどの道……な……」

[メイン] 水波 レナ : 「………?」

[メイン] 水波 レナ : 「…まどろっこしいわね、何かそういう言い方じゃなくってもっと言いなさいよ」

[メイン] 水波 レナ : ……あ、しまった

[メイン] 水波 レナ : 「じゃなくて、ええっと……なにか、あるなら教えて欲しいなーって、うん!」

[メイン] 黒木智子 : 「っ……!!」
体がヒクつき

[メイン] 黒木智子 : 「………なんだ……そういうことか……」

[メイン] 黒木智子 : 「お前………"演じてる"のか、それ」

[メイン] 水波 レナ : 違う、レナは……こんな態度じゃ駄目。
もっと、優しくって、誰かを照らすような……

[メイン] 水波 レナ : 「……は、え、う…」

[メイン] 黒木智子 : 「よくやるよ」

[メイン] 水波 レナ : 「…な、んの…こと…かな」

[メイン] 黒木智子 : 「……服が変わった仕組みは知らんけど……まぁ……手品かなんかだろ」

[メイン] 水波 レナ : ”見透かされた”

[メイン] 水波 レナ : ……素顔を、見られた。

[メイン] 黒木智子 : 「差し詰め……外側を見繕って……なんとか自分を保とうとしたとか……」

[メイン] 黒木智子 : 「そんなところだろ」

[メイン] 水波 レナ : 「……………な……う、私、はぁ…」

[メイン] 黒木智子 : 「…………………」
じーーーー、とレナを見る

[メイン] 水波 レナ : ロールプレイング、ロールプレイング。でも『私』は…この時どうする?
……言葉が紡げない……

[メイン] 水波 レナ : 「……う、っさい」

[メイン] 水波 レナ : 「……うっさいわね!」

[メイン] 黒木智子 : 「………………」

[メイン] 黒木智子 : 「……私は、そっちの方がまだ好きだよ」

[メイン] 黒木智子 : 「……さっきのお前……」

[メイン] 黒木智子 : 「"気持ち悪かった"」

[メイン] 水波 レナ : 「しょうがないでしょ!?こんな意味不明な場所に連れてこられて、訳も分からないまま他の人が消えて!挙句の果てに知らん人から敵だのなんだの言われてたし!」

[メイン] 水波 レナ : はあ、はあ…と言葉をぶつけて。

[メイン] 黒木智子 : 「…………………」

[メイン] 水波 レナ : 「……そう、ありがと」
「でも、怖いのよ、レナは」

[メイン] 黒木智子 : 「……………うん」

[メイン] 水波 レナ : あーもう全部口走ってる。
もう自棄だ。

[メイン] 水波 レナ : 「……現実逃避くらい、させてよね」

[メイン] 黒木智子 : 「いやいや……現実見ようよ」

[メイン] 黒木智子 : 黒木の口調もだんだんフランクになっていく

[メイン] 黒木智子 : 警戒の目も、もう既にない

[メイン] 水波 レナ : 今は不気味なこともない。
いや、正確にはここに二人しかいないのが不気味だけど。

[メイン] 水波 レナ : 「はぁ~~~?どうしろっていうのよこれからじゃあ!」

[メイン] 黒木智子 : 「い、いや……それは……私も知らないし……」

[メイン] 水波 レナ : だから仮面を被る必要もない。

[メイン] 黒木智子 : 「……ていうかもう、手遅れに近い状態……だけどね」

[メイン] 水波 レナ : 「……あんた一ついい?」

[メイン] 黒木智子 : 「……え?」

[メイン] 水波 レナ : あはは、もう思いっきり言ってるけど。
もういいか。

[メイン] 水波 レナ : 「……悲観すぎ、もっと希望を持ちなさいよ」

[メイン] 黒木智子 : 「………………………」

[メイン] 黒木智子 : 「………そう、だな……」

[メイン] 黒木智子 : 「抗えるだけ……抗う、か……」

[メイン] 水波 レナ : 「そうよ、せめてまだレナたちはいるんだから」

[メイン] 水波 レナ : 「ほら、まだ何かないか見るわよ」

[メイン] 水波 レナ : 画面に目を移す。

[メイン] 黒木智子 : 頷き、パソコンの方へ

[メイン] GM :  

[メイン] system : [ 水波 レナ ] 浸蝕 : 1 → 5

[メイン] GM : その時

[メイン] GM : 画面から、青白い、死人のような腕が

[メイン] GM : 勢いよく伸ばされ、レナと黒木の腕を掴み

[メイン] GM : 画面の中へと引きずりこもうとする

[メイン] 水波 レナ : 「…………え、ひッ…!?」

[メイン] 黒木智子 : 「っ……!?」

[メイン] 水波 レナ : その、腕に思わず……ふさぎ込みかけそうになる。
仮面を被りそうになる。

[メイン] 水波 レナ : 「……私はだいじょ、………」

[メイン] 水波 レナ : 『私は、そっちの方がまだ好きだよ』

[メイン] 水波 レナ : 「……ほら、臆してないで振りほどくわよ!」

[メイン] 黒木智子 : 「! わ、わかってる……!」

[メイン] 水波 レナ : 声も、大きくあげて。
目指すアイドルらしくはないけれど。

[メイン] GM : では肉体判定どうぞ

[メイン] 水波 レナ : ………

[メイン] 水波 レナ : 精神で代用!

[メイン] GM : いいよ、侵蝕+2ね

[メイン] system : [ 水波 レナ ] 浸蝕 : 5 → 7

[メイン] 水波 レナ : 3b10<=7 精神判定(発狂) (3B10<=7) > 6,4,3 > 成功数3

[メイン] GM : 格が違う

[メイン] 水波 レナ : 「……く、このッ……!」

[メイン] 水波 レナ : その精神力で、なんとかその腕を振りほどく。

[メイン] 黒木智子 : 「レ、レナ……!!たすけ………!!」
画面の奥へと引きずり込まれそうになる黒木
レナの方へと手を伸ばす

[メイン] 水波 レナ : 「ほら、あんたもぼさっとしてないでっ……!?」

[メイン] 水波 レナ : …………誰かに求められたなら……それを……
手に取るのもまた……

[メイン] 水波 レナ : 「……バカ、なにやってんの!」

[メイン] 水波 レナ : その手を掴む。だってレナはアイドルだから。
求められたなら助けないといけない。

[メイン] 黒木智子 : レナの手をしっかりと、握る。

[メイン] 水波 レナ : 「っこのっ、やけに軽いわね……ご飯とか食ってんの……!?」

[メイン] 水波 レナ : そのまま、腕から引き吊り下ろす。

[メイン] 黒木智子 : 「う……うるさいな……!」

[メイン] 水波 レナ : 「っはぁ~~~……ったくもう」

[メイン] 水波 レナ : 「ヒヤヒヤしたけど、無事でよかったわ」

[メイン] GM : 黒木を捕らえていた青白い手も、もう無く

[メイン] GM : 画面には、ただ人の顔がずらりと

[メイン] 黒木智子 : 「はぁ……はぁ……!し、死ぬかと思った……」

[メイン] 水波 レナ : 「……とはいえ、あんなんあるなら気を付けないとね」

[メイン] 水波 レナ : 「……ねえ」

[メイン] 黒木智子 : 「……ん?」

[メイン] 水波 レナ : 「……さっき、今のレナの方がいいって言ってたけど」

[メイン] 水波 レナ : 「……なんでよ、こんなツンケンして他人にあたるような奴じゃない」

[メイン] 黒木智子 : 「…………………」

[メイン] 黒木智子 : 「……"素"……だからだよ」

[メイン] 水波 レナ : レナはレナが嫌い。
他人を傷つけて、一人になるから。

[メイン] 黒木智子 : 「隠し事されるのってさ……」

[メイン] 黒木智子 : 「……嫌じゃん」

[メイン] 水波 レナ : 「でも、上っ面で…"いい人”でないと」

[メイン] 水波 レナ : 「……嫌われるじゃない」

[メイン] 黒木智子 : 「………まぁな」

[メイン] 黒木智子 : 「……でも、さ……」

[メイン] 黒木智子 : 「"素"の自分を見せても……嫌わない……そんな……友達、をさ……」

[メイン] 黒木智子 : 「見つけられたら……そっちの方が、いいじゃん……?」

[メイン] 水波 レナ : 「…………」

[メイン] 水波 レナ : 「……あっそ、レナは出来たことないからわかりませんけどねーだ」

[メイン] 水波 レナ : ああ、また人当たりが悪くなっちゃった。
これだから……

[メイン] 黒木智子 : 「……ぷっ……できるといいな」

[メイン] 水波 レナ : 「……はいはい」

[メイン] 水波 レナ : 「ぼさっとしてないで立つわよ」

[メイン] 水波 レナ : そう言って、座り込んだままの黒木に手を伸べる

[メイン] 黒木智子 : 「……ん」
その手を掴み、立ち上がる

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ■第3章 オモテ <侵蝕2>
白い部屋では、LEDの光が強くなり視界が一切見えなくなる。
そして、小屋の霧が濃くなり、同様にして視界が0に。
そうして意識が途絶えそうになりつつ、気がつくと、全員、最初にいた小屋にいた。
自分達を縛っていた紐も無く、来た時と全く同じ情景、薄い霧が辺りにあり、小屋中央に机とパソコンがあるだけであった。
何が起こったか全く理解できないあなた達であったが
パソコンの画面をよくみると……。
→ウラへ

[メイン] GM :  

[メイン] system : [ ムクガイヤ ] 侵蝕 : 9 → 11

[雑談] system : [ 水波 レナ ] 浸蝕 : 7 → 9

[メイン] system : [ 高町なのは ] 侵蝕 : 12 → 14

[メイン] system : [ ウィンディ ] 侵蝕 : 2 → 4

[メイン] 高町なのは :  

[メイン] 高町なのは :  

[メイン] 高町なのは : 身動きが取れず、写真を取られてから少しして

[メイン] 高町なのは : 部屋に満ちる電灯の光が少しずつ強くなっていく

[メイン] 高町なのは : それは真っ白な部屋よりも強く私たちの視界を埋め尽くしていって、激しい光に瞼を閉じた

[メイン] 高町なのは : 「…ッ!」
強く瞼を閉じる、痛いほどの光から逃れようと

[メイン] ムクガイヤ : 「…」
不機嫌そうに眼を閉じながら眉間にしわを寄せる

[メイン] ウィンディ : 「うっ……」

[メイン] 高町なのは : そうして、私たちまでも光に飲み込まれて行った──

[メイン] 高町なのは :  

[メイン] 高町なのは :  

[メイン] 水波 レナ : そうして手を取り、立ち上がった途端。

[メイン] 水波 レナ : 前進する意思を奪おうとするかのように、目の前が曇り陰っていく。

[メイン] 水波 レナ : 「っ、あ…なによ、また!?」

[メイン] 黒木智子 : 「え……!?」

[メイン] 黒木智子 : 握る手の力が強まる

[メイン] 水波 レナ : 「…………」

[メイン] 水波 レナ : 「……いーい、一緒にいるんだから離れないでね?」

[メイン] 水波 レナ : その手を握り返す。

[メイン] 黒木智子 : ぶんぶんと顔を縦に振り頷く

[メイン] 水波 レナ : それを見届けたかのように、霧が視界を支配していき……

[メイン] 水波 レナ : そして視界が薄れてゆく──────

[メイン] 水波 レナ :  

[メイン] 水波 レナ :  

[メイン] 水波 レナ :  

[メイン] GM : そして、気が付けば……

[メイン] GM : 白い部屋にいた者達が小屋に

[メイン] GM : 再び5人は、この霧がかった部屋で落ち合った。

[メイン] 水波 レナ : 「………あれ」
こういう時どういうんだっけ、レナは…?それとも私?

[メイン] 高町なのは : 「…ん、ぇ」
ゆっくりと、瞳を開く

[メイン] 高町なのは : 「…レナさんと、黒木さん?」

[メイン] 水波 レナ : 霧が晴れて、視界にいた3人。

[メイン] ウィンディ : 「……うぅん…?」

[メイン] 高町なのは : 「あれ…いつの間に?」

[メイン] ムクガイヤ : 「このまま出口にでも飛ばしてくれればよかったものを」

[メイン] 黒木智子 : 「!? 瞬間移動……?」

[メイン] 水波 レナ : 「…………」

[メイン] 高町なのは : 「で、でも…」

[メイン] 高町なのは : 「よかった、二人は無事だった?」
直ぐに、意識を引き戻す

[メイン] 高町なのは : 目の前の二人は、"大丈夫"じゃなかったかもしれないのだから

[メイン] 黒木智子 : 「う、うん……」
レナの方をチラリと

[メイン] 水波 レナ : 意味わかんない、どういうこと?
なにがあったのよ…?ああいやうん。

[メイン] 水波 レナ : 「……大丈夫よ、あんたたちこそ平気だったの?」

[メイン] 水波 レナ : 演じるなら、やっぱり『水波レナ』を演じた方がいい。

[メイン] ウィンディ : 「私達の方は何とか…」

[メイン] 高町なのは : 「ちょっと大変だったけど、でもなんとか、かな?」
ウィンディをチラリと見て

[メイン] ムクガイヤ : 「その様子では脱出の手がかりも得たわけではないと…全く使えんな」

[メイン] 黒木智子 : 「う………」

[メイン] 高町なのは : 「仕方ないの!私達も結局何もできてないし…」

[メイン] 水波 レナ : 「そういうあんたこそ見つけてないんだからお互い様でしょうが」

[メイン] 高町なのは : 「とりあえず、無事でよかったの!!」
笑顔を見せて

[メイン] ムクガイヤ : 「椅子に縛られた状態でどう探せというのだ?」

[メイン] 黒木智子 : 「縛られ……!?……なるほど……まじか……」

[メイン] 高町なのは : 「でも、変な人も居たし…」

[メイン] 高町なのは : 「…ああ、そうだ!」

[メイン] 水波 レナ : 「こちとらあのパソコン以外なにもないってのにどーしろっていうのよ?人に文句いうならそれなりに何かしてから言いなさいよね」

[メイン] 水波 レナ : あーーーーーーーー。
別人になりたいなりたい。適当にぺらぺらと愛想よくしていたい。
誰かとぶつかっていたくない。

[メイン] 高町なのは : 「ねぇねぇ、さっきこういう人がいたのだけど…こっちでは何かあったりしたかな?」
顔の無い人の話を共有する

[メイン] ムクガイヤ : 「貴様らが振り向かないから代わりに危険を冒してやったのだ、ねぎらいの言葉の一つもなしか?」

[メイン] 黒木智子 : なのはの話を聞き、首を横に振る

[メイン] 水波 レナ : 「はいはい、お疲れ様。これでいい?」

[メイン] ムクガイヤ : 「聞いてみたが思ったより無価値だったな、言わなくてよかった」

[メイン] 水波 レナ : 「あっそ。
こっちは…白い腕が掴んできたくらいよ」

[メイン] 高町なのは : 「白い腕…!?」

[メイン] 高町なのは : 「…っ、大丈夫だった!?怪我とかはしてない!?」
駆け寄って

[メイン] 水波 レナ : こうやって素で話してるだけでも心がチクチクして。
自分が嫌になる、今すぐにでも他人の振りをしたい。

[メイン] 黒木智子 : 「へっ、あ、うん……何とか……」

[メイン] 黒木智子 : 「………あの……近い」
なのはに

[メイン] 水波 レナ : 「平気平気、あんたこそ怪我してんじゃないの?」

[メイン] 高町なのは : 「…ん、大丈夫なの!」

[メイン] ムクガイヤ : 「そこの緑が死にかけたぐらいだ」

[メイン] 高町なのは : 「あ、ごめんね?」
一歩下がって

[メイン] ウィンディ : 「す…すみません…」

[メイン] 水波 レナ : 「はい、絆創膏。使ったら?」

[メイン] 水波 レナ : なのはに薬(絆創膏)3つ渡すわよ

[メイン] GM : 許可

[メイン] 高町なのは : 「えっ…あっ…ぅ」
それを受け取って

[メイン] 水波 レナ : ちくちくちくする。
他人を演じてないなんて、そんなの嫌だけど。

[メイン] 高町なのは : 「…うん、ありがとうなの」
レナの顔を見る、そして

[メイン] 水波 レナ : ………あいつが求めているレナは、この『水波レナ』だから。
だったら、それを演じないと。

[メイン] 高町なのは : 嫌な感覚、不幸の感覚のような

[メイン] 高町なのは : 「…大丈夫?少し顔色、悪いような」

[メイン] 水波 レナ : 「……なによ?そんなに気分悪そうに見える?」

[メイン] 高町なのは : 「無理、してないかな?大丈夫?」
少し柔らかく、受け入れる為に笑顔を作る

[メイン] 水波 レナ : 実際痛い。
誰かの仮面に逃げられてないから、話すだけで針のむしろにされていく気分。

[メイン] 高町なのは : 「大丈夫、弱音だってなんだって仕方ないから…言って"大丈夫"なの」

[メイン] 水波 レナ : 「……レナを、どう思う?」

[メイン] 高町なのは : 「…どう、か」
そんなの決まっている、辛そうで、不幸そうだ

[メイン] 高町なのは : 「…それって、どんな様子か…って感じかな?」
「それとも、どういう人に見えるか…みたいな?」

[メイン] 水波 レナ : 「ええそう、後者よ。ツンケンしてる人当たりが悪い奴でしょ?」

[メイン] 高町なのは : 「…?いや、そんな事無いの」

[メイン] 高町なのは : 「多分、こんな状況だからこそ頑張ってくれてるんだと思うし」
だから余裕が無さげで

[メイン] 高町なのは : 「それに、真剣になってくれるのは嬉しいし」
だから孤独そうで

[メイン] 高町なのは : 「私は、嫌なんて思わないの!」
だから助けてあげるべきだもの

[メイン] 水波 レナ : 「……ありがと」

[メイン] 高町なのは : 「ね、だから」
だから…

[メイン] 高町なのは : 「私に、好きに頼ってくれていいの、"助ける"から!」
そのままでも、いいの

[メイン] 水波 レナ : ……そうだ、そう。

[メイン] 水波 レナ : 「……ええ、あなたがいてよかったわ」

[メイン] 水波 レナ : ……こんなレナでも誰かが求めてるなら、それを辛くったって演じなきゃ。

[メイン] 高町なのは : 笑顔を返した、大丈夫だと

[メイン] 高町なのは : ああ、少しずつ、嫌な感覚が薄れる

[メイン] 水波 レナ : ははと笑う。
にっこり、にっこり。

[メイン] 水波 レナ : ああ、この子は安心した顔が見たいんだから、それを演じないと。

[メイン] 高町なのは : そして、軽い心を表す様に

[メイン] 高町なのは : もう一羽、燕が羽ばたく

[メイン] system : [ 高町なのは ] 理性 : 9 → 8

[メイン] system : [ 水波 レナ ] 浸蝕 : 9 → 5

[メイン] 水波 レナ : 「…………」

[メイン] 水波 レナ : ………誰かに必要とされる自分になれた。
突っぱねられる自分じゃない、自分に。

[メイン] 水波 レナ : その事実が心を安らんでいく。

[メイン] 高町なのは : 汗が伝う、体が痺れる…だけど心は晴れやかで

[メイン] 水波 レナ : 「……はあ、気も楽になったわ。また…何かあったら言わせてもらうわね」

[雑談] system : [ 高町なのは ] 侵蝕 : 14 → 8

[メイン] system : [ 水波 レナ ] 薬 : 3 → 0

[メイン] 高町なのは : 「勿論なの!」

[メイン] 高町なのは : 「私はいつでも"大丈夫"なの!」
だって、辛いでしょう?

[メイン] ムクガイヤ : 「さて、仲良しごっこはもういいかね?そろそろ私は脱出したいのだが」

[メイン] 高町なのは : 「…うん!早く脱出しないとなの!」

[メイン] ウィンディ : 「そうですね…」

[ツナガリ] system : [ ウィンディ ] ツナガリ : 2 → 3

[メイン] system : [ ムクガイヤ ] ツナガリ : 2 → 3

[ツナガリ] system : [ ウィンディ ] ツナガリ : 3 → 4

[メイン] system : [ 水波 レナ ] ツナガリの数 : 1 → 2

[メイン] system : [ 水波 レナ ] ツナガリの数 : 2 → 4

[雑談] system : [ 高町なのは ] ツナガリ : 0 → 2

[ツナガリ] system : [ 高町なのは ] ツナガリ : 2 → 3

[メイン] ムクガイヤ : 「こんな徒労からは早く解放されたいものだ」
そういって唯一の手掛かりであるパソコンを覗き込む

[メイン] GM :  

[メイン] ウィンディ :  

[メイン] ウィンディ : 「今日は生き残りたいなあ…」

[メイン] ウィンディ : 彼女は不死だ、どんなに重症で死んでもギャグみたいに生き返る

[メイン] ウィンディ : その割に彼女は死ぬことを恐れているが…彼女が恐れてるのは厳密には”死”そのものではない

[メイン] ウィンディ : 誰だって痛いのは嫌だ、いくら簡単に死ぬとはいえそれは彼女も同じだ

[メイン] ウィンディ : そう…彼女は初めから死を恐れていない

[メイン] ウィンディ : そうだ、あんなに怖がってるように見えて、誰よりも何かを恐れてる弱者に見えて

[メイン] ウィンディ : 彼女は初めから狂っていたんだ

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ■第3章 ウラ
薄気味悪い、「普通の顔」が並ぶそのパソコンの画面には……
……その最後尻に、高町なのは、ムクガイヤ、ウィンディの顔が並べてあった。
改めてあなた達は、そのサイトの名前を思い出す。

「この世に存在しない人の顔」

その時、小屋の壁から異様な音が、何か重い物が床を引きずるような、そんな男が
そして何より気がつく、段々と部屋の大きさが……狭まっていっている。
そう、部屋の壁が自分達の方へ迫ってきているのだ。
このままでは、全員押しつぶされてしまうだろう。
→終章 最後の戦いへ

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ムクガイヤがパソコンの画面を覗くと

[メイン] GM : 最初に見ていた、普通の顔の羅列がそこにあった

[メイン] GM : ある一点の事実を除けば、何の大したこともない、ただのサイトだ

[メイン] GM : ──────なのは、ムクガイヤ、ウィンディの顔写真が載っていること以外は

[メイン] ムクガイヤ : 「…そのための写真という訳だ。くだらん」

[メイン] ムクガイヤ : 「私の望むものに何一つ合致しないゴミだ」

[メイン] ムクガイヤ : そういって画面にマウスを放り投げる

[メイン] ムクガイヤ : あとはほかの奴らがどうにかするだろう

[メイン] 水波 レナ : 「……? 何よ急にぶん投げて…なっ…!?」

[メイン] 高町なのは : 「っと…」
その様子に、視線を向けて

[メイン] 水波 レナ : 「……これ、あんた達の顔じゃない?」
覗き込み、なのはとウィンディにそう尋ねる

[メイン] ウィンディ : 「そうですね…」
「さっき写真撮られたから?」

[メイン] 高町なのは : 「…そう、だね」
尤も

[メイン] 高町なのは : その視線の殆どは、自分以外に向いて

[メイン] 高町なのは : 「.....ぁ」
合致した

[メイン] 高町なのは : 「やっぱり、存在しない人って、そう、いう…」

[メイン] 水波 レナ : 「…………」
どうする?どう反応するのがそれらしいだろうか。
どうした方が……

[メイン] 高町なのは : 「…」

[メイン] 高町なのは : 「ウィンディちゃん、早く出ないと、大変かもなの」

[メイン] 水波 レナ : 彼女がレナを見てくれるのだろうか…

[メイン] 高町なのは : 「それに…それに」

[メイン] 高町なのは : 「レナちゃんだって、黒木ちゃんだってすぐに同じようにされるかもだし…」
そうだ、そんな事はいけない

[メイン] 水波 レナ : 「……なによこれ、気味が悪いわ」
寒気がする、振りをして。
体をさする。

[メイン] 黒木智子 : 「え……?ど、どういうこと……?」

[メイン] 高町なのは : 「…えっと、その」

[メイン] 高町なのは : 「…この顔は、もしかしたらだけど…思ってたの」

[メイン] 高町なのは : 「最初から存在しない人、じゃなくて…存在しないようにされてしまったから…存在しない人なんじゃないかって」
正直、合ってほしくはない予想だったが

[メイン] ウィンディ : 「……!」

[メイン] 高町なのは : でも、此処に渦巻く"悪意"の感覚からすれば

[メイン] 高町なのは : 「…だから、ずっとここにいるのは…」
良くない、確実に

[メイン] 黒木智子 : 「………あー……やっぱり、そういう……」

[メイン] 水波 レナ : 「あんたたちが…標的に?じゃ、じゃあ早く逃げないと……それにレナたちも…なのね」

[メイン] 高町なのは : 「…多分、だけど」

[メイン] 水波 レナ : 怖がってる、ふりをする。
顔を青ざめて焦っている、ふりをする。

[メイン] 高町なのは : 「…ねぇ、レナちゃん」
向き合って

[メイン] 水波 レナ : 「う、うん…」

[メイン] 高町なのは : 「これ、お守りなの…さっきから、震えてるし、ね」
そう言って、私の"宝石"を摘まんで渡す

[雑談] system : [ 高町なのは ] 武器 : 1 → 0

[メイン] 水波 レナ : 「……!」

[メイン] system : [ 水波 レナ ] 武器 : 0 → 1

[メイン] 水波 レナ : 「……うん、大切に…するわ」

[メイン] 高町なのは : 「…うん!」
よし、良かった、また"大丈夫"になる

[メイン] 高町なのは : 渦巻いた不安を、何とか抑えた

[メイン] 水波 レナ : それを与えてもらい、安心したように顔を綻ばせる。

[メイン] 水波 レナ : ふりをする。

[メイン] 高町なのは : そんな顔を、笑顔で受け止めて

[メイン] 高町なのは : 「…さあ、頑張って脱出方法探すの!」

[メイン] GM : その時、小屋内で……ゴゴゴゴ……と、低い轟音が鳴り響く

[メイン] 高町なのは : 「…ッ」

[メイン] ウィンディ : 「……」
もしなのはさんの話通りなら
ここに閉じ込められるならそれは…

[メイン] ウィンディ : 死ぬよりマズイ

[メイン] ムクガイヤ : 「…大人しく帰らせてはくれない様だな」

[メイン] 高町なのは : 不安が色濃くなる

[メイン] 水波 レナ : 「………っ」

[メイン] 高町なのは : 冷めやらぬ悪意を、間近に感じて

[メイン] GM : 壁が、こちらへ

[メイン] GM : 迫って来ている。

[メイン] 水波 レナ : 不安がったように、なのはの手を握る

[メイン] 高町なのは : 「…大丈夫だから」
笑顔をもう一度作り、その手を握り返して

[メイン] GM : そして霧がかっていたからよく見えなかったが、あなた達は凝視したことによって分かる。

[メイン] GM : その壁は

[メイン] GM : 血で

[メイン] GM : 滲んでいた。

[メイン] ウィンディ : 「……!」

[メイン] 高町なのは : 「....."やっぱり"」

[メイン] ムクガイヤ : 「酷い臭いだ」

[メイン] 水波 レナ : 「………ひっ…」

[メイン] 高町なのは : 「"こうやって"、"存在を消すのがこの部屋"だったの」
呟く

[メイン] 水波 レナ : 小さく息を漏らす。

[メイン] 黒木智子 : 「………もうお終い、か……」

[メイン] 黒木智子 : 項垂れながら

[メイン] 高町なのは : 「…"合ってほしく、無かったの"」
不安を、危機をワザと口にして

[メイン] 水波 レナ : 「………」

[メイン] 水波 レナ : ぱち、と切り替わる。

[メイン] 高町なのは : 「....."でも"、"大丈夫"なの!」

[メイン] ウィンディ : 「な…なんとか脱出する方法を…!」

[メイン] ムクガイヤ : 「どこにそんなのものがある?」

[メイン] 水波 レナ : 「……こんな所で諦めちゃダメでしょ、最後まで足掻くんじゃないの?」

[メイン] GM : あたりを見渡すも、無い。
扉も、窓も、無い。

[メイン] 水波 レナ : そう、黒木に告げる

[メイン] 黒木智子 : 「…………」

[メイン] 黒木智子 : 「……わーってるよ……!」

[メイン] 黒木智子 : 「じゃあどうすんだよこれ……!」

[メイン] 水波 レナ : それが求められている事だろうから。
『水波レナ』ならこう言うから。

[メイン] 高町なのは : 「諦めないから、絶対…何とか!」
壁を睨んで、口にした不安を否定して

[メイン] 黒木智子 : そう言い、ポッケから錠剤を取り出し、飲む

[メイン] 黒木智子 : 覚悟を決めた。

[メイン] system : [ 黒木智子 ] 薬 : 3 → 0

[メイン] system : [ 黒木智子 ] 侵蝕 : 18 → 12

[ツナガリ] system : [ 黒木智子 ] ツナガリ : 2 → 4

[メイン] 高町なのは : 「…大丈夫、大丈夫」

[メイン] 高町なのは : 「絶対に…」
私が居るから、どうなったって…

[雑談] system : [ ウィンディ ] ツナガリ : 4 → 3

[メイン] GM :  

[メイン] GM : では最後の戦い

[メイン] GM : 戦闘は超簡単
怪異の先制攻撃→PCの手番(順番自由)→怪異の後勢攻撃

[メイン] : 先制攻撃

[メイン] : 【呪詛溜まり】
タイミング:先制 対象:全員 回避:なし
以降のラウンド、先制攻撃のタイミングで、主人公は[怪異レベル:5]点のダメージを受ける。
この効果は《穢れ》を使用するたびに累積する。

[メイン] GM : PCの手番どうぞ

[メイン] 水波 レナ : じゃあお先

[メイン] 水波 レナ : 精神で殴るわ

[メイン] GM : 来い

[メイン] 水波 レナ : 3b10<=7 精神判定(発狂) (3B10<=7) > 8,3,2 > 成功数2

[メイン] 水波 レナ : 「……レナ、だって……!」

[メイン] 黒木智子 : 武器2つ使う
あとレナに援護

[メイン] system : [ 黒木智子 ] 武器 : 2 → 0

[メイン] 高町なのは : レナを援護なの!

[メイン] 水波 レナ : トライデントのような物を握りしめ、果敢に壁へも向かっていく。

[メイン] 高町なのは : 「…出来るよ!だってレナちゃんだもの!」

[メイン] ムクガイヤ : 「大口聞いただけのことはやってみせろ」
私も援護だ

[メイン] 黒木智子 : 「……レナ……!?……まじか……壊す気かよ……」

[メイン] 高町なのは : 「絶対、絶対に一緒に帰ろう!」

[メイン] 黒木智子 : 「……いや……いけんなら…… ……やっちまえ……!」

[メイン] 水波 レナ : なのはから宝石を握りしめて
武器を使用するわ

[メイン] 水波 レナ : 「……ええ!」

[メイン] ウィンディ : 私も援護!

[メイン] 水波 レナ : ああ自分のつながりもあった、それも使うわね

[メイン] ウィンディ : 「レナさん頼みます!」

[メイン] 水波 レナ : (2+3+1+1+1+1+1)d10 (10D10) > 51[4,2,3,10,1,5,5,9,2,10] > 51

[メイン] system : [ 壁 ] 存在点 : 80 → 29

[メイン] 水波 レナ : ガァン、と音を立てて突き立てる。

[メイン] 水波 レナ : ヒビが入り、微かに割れる。

[メイン] 高町なのは : 「…っ、すごい!」

[メイン] : ゴゴゴゴ……
迫りくるスピードが徐々に遅くなっていく……

[メイン] 水波 レナ : ……今、レナは求められている役を演じられている。アイドルとして。

[メイン] ウィンディ : 「…!凄い!」

[メイン] 黒木智子 : 「……効果テキメンかよ……」

[メイン] ムクガイヤ : 「しぶといな…さっさと帰してほしいものだ」

[メイン] 高町なのは : 「これなら…!」

[メイン] ウィンディ : 「これなら…もしかしたら壊せるかも…!」

[メイン] ウィンディ : 精神で判定します

[メイン] GM : 来い

[メイン] ウィンディ : 3b10<=10 精神判定(発狂) (3B10<=10) > 9,1,9 > 成功数3

[メイン] GM :

[メイン] ウィンディ :

[メイン] 高町なのは :

[メイン] ムクガイヤ :

[メイン] GM : 成功、さらに1出したのでウィンディは侵蝕-4

[メイン] system : [ ウィンディ ] 侵蝕 : 4 → 0

[メイン] ウィンディ : 2d10ですね?

[メイン] 高町なのは : 援護!

[メイン] ウィンディ :

[メイン] 高町なのは : 「"大丈夫"だから!どんなに怪我したって助けるの!」

[メイン] ウィンディ : 「なのはさん…!」

[メイン] ウィンディ : 大気をざわつかせる、風がほとばしる

[メイン] ムクガイヤ : 「どうせだ…こいつも一緒に処理してしまおうか」
今まで散々迷惑をかけてくれたパソコンを持ち上げ、壁に向かって投げつける
武器を使用

[メイン] ウィンディ : 「!」
あれに風を当てて吹き飛ばせば…!

[メイン] ウィンディ : 4d10 (4D10) > 23[1,8,5,9] > 23

[メイン] system : [ 壁 ] 存在点 : 29 → 6

[雑談] system : [ ムクガイヤ ] 武器 : 1 → 0

[メイン] : 壁に亀裂が迸る

[メイン] : 今にも崩れそうな状態になる

[メイン] ウィンディ : 「いっけええええええ!!」
勢いよくパソコンを飛ばす

[メイン] : それでも、まだ止まらない

[メイン] : 執拗に、あなた達を押しつぶそうと、迫りくる、迫りくる。

[メイン] 高町なのは : 「…あと少し、あと少しなの…!」

[メイン] 黒木智子 : 「まじで行けそうじゃんこれ……!」

[メイン] ウィンディ : 「(これなら…!)」

[メイン] 水波 レナ : 「…壊れそう、なのね…!」

[メイン] 高町なのは : 「…うんっ!」

[メイン] ムクガイヤ : 「まだ終わらないのか?…しつこいな」

[メイン] ムクガイヤ : 3b10<=7 頭脳 (3B10<=7) > 10,10,3 > 成功数1

[メイン] 黒木智子 : マジか

[メイン] 水波 レナ :

[メイン] 水波 レナ : お守り!

[メイン] ムクガイヤ : やってしまったな

[メイン] 水波 レナ : 振り直しできるわよ!

[メイン] system : [ 水波 レナ ] お守り : 4 → 3

[メイン] 黒木智子 : ああ、お守りを使うと判定し直しができる

[メイン] ムクガイヤ : うわあり!

[メイン] ウィンディ : あってよかった…

[メイン] ムクガイヤ : これでまた出たら笑うぞ

[メイン] 水波 レナ : 「…あんたがここで止まったら望むものも探せなくなるわよ」

[メイン] 水波 レナ : がんばえ〜

[メイン] ムクガイヤ : 「…余計なお世話だ。まあ少しは役に立ったな」

[メイン] ムクガイヤ : 3b10<=7 頭脳 (3B10<=7) > 2,2,4 > 成功数3

[メイン] 黒木智子 : 援護!

[メイン] 水波 レナ : 援護!

[メイン] 高町なのは : 援護!

[メイン] ウィンディ : 援護!

[メイン] ムクガイヤ : 5d10 (5D10) > 23[4,7,7,3,2] > 23

[メイン] system : [ 壁 ] 存在点 : 6 → -17

[メイン] : 壁が、止まる。

[メイン] ムクガイヤ : 「ようやくか…どうせ止まるなら…いやそもそも噂の時点で無駄な時間を使わされた」

[メイン] 高町なのは : 「…止まった、の」

[メイン] 高町なのは : 「…これで、おしまい?」

[メイン] GM : 壁が軋み……

[メイン] GM : 『ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッッ────────』

[メイン] GM : 小屋内にけたたましい絶叫が響き渡り

[メイン] 水波 レナ : 「……ッ…」
その絶叫に身を震わせて

[メイン] GM : 小屋が崩れ始める

[メイン] GM : そして、破壊された壁の向こう側に

[メイン] GM : 光が

[メイン] ムクガイヤ : 「…ふん」
我先に壁の向こうに入っていく

[メイン] 高町なのは : 「……!」

[メイン] ウィンディ : 「……!」

[メイン] 黒木智子 : 「……なんとか、なっちまったよ……すげぇ……」

[メイン] 高町なのは : 「……うん」
軽く頷いて

[メイン] 水波 レナ : 「……は、はは……」

[メイン] 高町なのは : 「…帰ろう、ね」
ニコリと笑う

[メイン] 黒木智子 : そのまま智子も、その光の方へ走っていく
天井に押しつぶされないように

[メイン] 水波 レナ : 「なんとかなるもんね…」
その笑みにぎこちない笑みを返して。

[メイン] ウィンディ : 「…はい!」
なのはに笑顔を返す

[メイン] 高町なのは : 「さ、行こうか」
先導する様に、一歩前に

[メイン] 水波 レナ : それにつきそうように、歩を合わせて進める

[メイン] GM :  

[メイン] GM : では破滅判定どうぞ

[メイン] 高町なのは : 2b10>=(8-8-3) 破滅判定 (2B10>=-3) > 2,6 > 成功数2

[メイン] 水波 レナ : 2b10>=({侵蝕}-10-4) 破滅判定

[メイン] 水波 レナ : 🌈

[メイン] ウィンディ : 2b10>=(0-10-3) 破滅判定 (2B10>=-13) > 2,2 > 成功数2

[メイン] 高町なのは : 🌈

[メイン] GM : 🌈

[メイン] ウィンディ : 🌈

[メイン] 水波 レナ : 2b10>=(5-10-4) 破滅判定 (2B10>=-9) > 1,6 > 成功数2

[メイン] ムクガイヤ : 2b10>=(11-10-3) (2B10>=-2) > 6,1 > 成功数2

[メイン] 水波 レナ : 10あるから侵蝕+4ね
それでも帰れるけど

[メイン] GM : レナは10を抱え持っていたから、侵蝕+4だけどそれでも確定帰還だな

[メイン] 高町なのは : わあい

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 気がつけば、あなた達は自室にいた。

[メイン] GM : あの出来事は何だったのだろうか。

[メイン] GM : 時計を見ると、数分も時間も経過していなかった。

[メイン] GM : あれは、夢だったのか。

[メイン] GM : ふと、パソコンの画面を見ると

[メイン] GM : ──403 Forbidden──

[メイン] GM : ……あのサイトは、もう無かった。

[メイン] GM :  

[メイン] ムクガイヤ : 結局…今回も何も得られはしなかった

[メイン] ムクガイヤ : そしてその時は確実に迫っている…

[メイン] ムクガイヤ : もはや手段を選んでいる場合ではあるまい

[メイン] ムクガイヤ : どんな犠牲を払ったとしても…

[メイン] デッドライト : そして獲物は追いつめられる

[メイン] デッドライト : 定められた結末に向かって

[メイン] デッドライト :

[メイン] デッドライト :

[メイン] デッドライト :

[メイン] 高町なのは :  

[メイン] 高町なのは :  

[メイン] 高町なのは :  

[メイン] 高町なのは : やっと、嫌な感覚は止んだ

[メイン] 高町なのは : 不幸な香り、嫌な香り

[メイン] 高町なのは : そして、また日常に戻って行く

[メイン] 高町なのは : 誰かの不幸で満ち満ちた世界の中に

[メイン] 高町なのは : でも

[メイン] 高町なのは : 良い指針が出来たの!

[メイン] 高町なのは : 永遠、不死、不滅

[メイン] 高町なのは : 終わりが無いなら、例え満ち切ってても救い切れるの

[メイン] 高町なのは : ずっと

[メイン] 高町なのは : ずーっと

[メイン] 高町なのは : それに…それが出来る物も、いくつも見れたから

[メイン] 高町なのは : だから、今は

[メイン] 高町なのは : 限りあるこの"幸福"を、貴方にも━━

[メイン] 高町なのは :  

[メイン] 高町なのは :  

[メイン] 高町なのは :  

[メイン] 水波 レナ :  

[メイン] 水波 レナ :  

[メイン] 水波 レナ :  

[メイン] 水波 レナ : あれは夢だったのかもしれないし、現実だったのかもしれない。

[メイン] 水波 レナ : でもそんなことは些細なことで。

[メイン] 水波 レナ : こんな自分、『水波レナ』を隠していたかったのに。
下手くそな仮面は剥がれて、素顔を見られてしまった。

[メイン] 水波 レナ : そのことが心残りで。
今度こそは、ちゃんと。

[メイン] 水波 レナ : どこかの誰かじゃなくて。誰からも望まれる、『水波レナ』を演じて。

[メイン] 水波 レナ : 誰かから求められないと。

[メイン] 水波 レナ :  

[メイン] 水波 レナ :  

[メイン] 水波 レナ :  

[メイン] ウィンディ :  

[メイン] ウィンディ : 数日後

[メイン] ウィンディ : 結局あの夢は何だったんだろうか…そんな思いにふけるわけでもなかった

[メイン] ウィンディ : 何故なら今日は久々に外出が出来て友達と遊べるからだ

[メイン] ウィンディ : 「楽しみだなあ」
ワクワク気分で階段を降りる

[メイン] ウィンディ : ズルッ

[メイン] ウィンディ : 「あっ」

[メイン] ウィンディ : しまった、階段から踏み外した
怪談の段差ですら命の危険があるというのに…

[メイン] ウィンディ : こんな時どうすれば助かる…?どうすれば…

[メイン] ウィンディ :

[メイン] ウィンディ : いや寧ろこのまま強くクリーンヒットすれば痛みなんて感じる暇もな

[メイン] ウィンディ :  

[メイン] ウィンディ :